「黒い電話でも白い電話でも、安く話せるのがいい電話機だ」
と言ったのは鄧小平(違) <そりゃトムとジェリー(笑)
2年前の統計で3億3千万人という中国の携帯電話市場。
妙にアヤシイ売り場も、たくさんあるそうだ。
そんな「黒手機」には2種類あって、
1)中国政府の目を盗んだ密輸入物
2)殻だけ本物、中身は闇工場物
ヤスクシマスヨと買ったはいいが、
2)を掴まされた客は、苦情を正規ブランドへねじ込む(恐)
彼の国は「知的財産制度」云々、声高に仰ってますが、
自分のものは、自分のモノ。
人のものも、自分のモノという政策のことなの?
日本海での騒動みたく。
「ホンダCRV」と「来宝SRV」の問題も、外見だけぢゃないらしい。格好を似せたばかりでなく、部品の刻印まで同じ。つまり、下請け工場の部品が、横流しされたホンモノだそうだ。無論、基幹部分はそうはいかないだろうから、性能は別ものだ。
かの国の自動車開発を特集したTV番組で観たが、特許切れ20年前の日本車のエンジンのそのまま作って載せてハイできあがり。なにせ世界の工場だからなんでも「元」はある。たぶん鋳型や金型も有効流用したんだろう。外身は今風、中身は周回遅れ、価格はアットーテキ。それでも市場に合致すれば、胸を張って「国産」だ。さっそく南米でも、マーケットが拡大しそう。
確かに日本車も物真似から始まった。子供心に「かっこいー」と思ってた昔の国産車も、デザインは全部ガイシャそのものと気づいたのは大人になってから。(いまでも多くはそうだけど)人命意識の低さから安全面も大きく遅れをとった。
でも「職人社会」の日本は、技を磨き品質をあげ“kaizenす”る。バカにされてた便利なギミックも、今や欧州車でも標準だ。
随分前だが、米国で日本車が人気な理由を肌身で知った。だってちゃんと「まっすぐ走る、止まる」のだから(笑)
なんだか話が、黒手機から随分脱線しちゃったけど(笑)