ぱぴぷぺぽきぷし通信

過去関心 Poughkeepsie のKW

可動式プラットホーム柵

東京メトロ丸の内線「新宿3丁目」駅で降りたのは久々だ。なんと、こんな狭いホームにも安全柵がついてる。

南北線の駅のはスクリーンタイプ(Platform Screen Door)になっていて、天井近くまである。地下鉄特有の風も防ぎとても良いが、最初から作りこまないと難しいだろう。しかし高さが胸辺りまでのこの柵タイプなら、後付け改良工事で十分可能だということじゃないか。

そもそもホームや車中で、「先ほど××線○○駅において人身事故が発生した為 ~ 」というアナウンスが聞こえてくることにワタシタチは慣れっこになってないだろか。常態化という言葉さえ浮かぶ、JR東日本中央線だけではない。東急東横線は、特急が導入され便利になったのと引き換えに、それまで聞いたことのなかった、例のアナウンスを聞くようになった。大抵はいつものあの「各停」の駅だ。そう、無防備なホームを結構なスピードで走り抜けていくので、思わず後ずさりする。

そのときに「酔っ払いがホームから落ちた」「駆け込み乗車でドアに挟みこまれ引きずられた」ではなく、「飛び込み自殺・・・」と想像してしまうのはボクだけなんだろか。しかしそれも「輸送障害」であり、「鉄道人身障害事故」ではなく国土交通省に報告する義務はないという。つまり互いに関与せずというスタンス? 双方利害一致の上、阿吽の連係プレイというと叱られるか。

確信的希死念者はともかく、『ふと気がついてみるとそこに立っていた的茫然自失なイノチ』ならば、これで救えはしまいか。

「めざせ!輸送効率最大化」

ギネス記録にこの「対箱人体詰め込み比率部門」があるとすれば、経営者は、「定時運行ダイヤ厳守の御旗」を隠れ蓑に、安全策を先延ばししてると書くと言い過ぎなのだろうか。そして、マニュマル通りのこんなアナウンスが聞こえてくる・・・「本日(昨日)××線○○駅において人身事故が発生した為 ~ ミナサマには大変ご迷惑をおかけいたしました。」などど詫びられてもな。「常日頃安全運行には充分努めておりますが、『身勝手な輸送障害』までは防ぎようがありませんぜ、ハバカリサマ」と舌を出してるのではと穿ってしまう。(もちろん現場の方は日々「安心安全」に努められていると思います)

それとも「そんな七面倒臭い柵なぞいらんから、早く走らせろオレは急いでんだ。けれども問題は今日の雨、傘がない、行かなくちゃ♪」的お客様の苦情」がくるのでとでもいうのだろうか・・・

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07/5/1

視覚障害者にとっては「欄干のない橋」に例えられることを新聞で知る。

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10/6/26

酔っぱらいではなく、転落し轢死するケースが後を絶たないと云う。

そう、目が不自由だったり、中にはスマホをいじりながらホームを歩いててだとか。

課題はあるにせよ、JR山の手の恵比寿駅でまず第一歩。

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10/8/28

JR2駅目は、目黒駅だそうです。

全29駅への設置は2018年目標。

参考:

HITACHI・ギャップフィラー

NABCO

いつでも どこでも あなたの目に

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12/7/6 

繰り返し、「『欄干のない橋』の為の欄干を」

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16/7/27

「鉄道自殺防ぐ『ホームドア設置』は効果絶大だ」

http://toyokeizai.net/articles/-/...

関東圏での鉄道事故の約6割強が飛込み自殺なんだそうだ

約2日に一人どこかでだれかが・・・

いかに心理的にマヒしていたかが判る、田舎町の広島ではまず聞かないから

多いらしい目の不自由な方の転落を防ぐ意味でも、どんどん設置すべき

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